Shien Tokyo

特定非営利活動法人 Shien Tokyo
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2016年9月カンボジア

9月4日から8日、カンボジアへ行って参りました。 4日10:50発のANAの直行便に乗り、15:10プノンペン入り。 就航したばかりの直行便、5時間ほどのフライトで到着しました(楽) スコールが降りだしたので、急いでタクシーに乗ろうとしたところ、ドライバーのパーラーさんが、突然現れ!有難いことに、ホテルまで送り届けてくださいました。 パーラーさんは、織りあがったシルク反も一緒に届けてくださいました。 私たちは、夜に織りあがった反物のチェックを行い、翌朝の打ち合わせの準備をしました。 5日朝10時半、通訳のLinaさん、プリンセス、織手2人とムグーンさんが、ホテルに到着しました。  そして、お昼前にNyoNyumShopに移動。 前回、道徳教育の絵本を400冊も寄付くださった、CEPのお二人とも合流しました。 楽しいランチの後、打ち合わせが始まりました。 新しい布のオーダーは、織手とプリンセスと、一つ一つ確認し進めました。 織手は、出したい色、染料、媒染などを確認し、クメール語で、記入しました。 プリンセスは、必要な生糸、染料をすぐに電話で手配してくださいました。 その後、ShienTokyoから、今後の支援について、提案をしました。 自然災害や、テロが世界中で起こっている今、いつ私たちが支援に来られなくなるかも知れないこと。 カンボジアは、これから経済発展していく国であること。 そして、織手の子供も織りを習い始めたことなどを踏まえ、近い将来、自分達で、加工を加え、直接お店に卸したり、販売を出来るようにしていく計画を話しました。 通訳のLinaさんが、とても素晴らしく、内容を確認しながら伝えてくださったので、織手に私たちの思いが伝わったようでした。 織手は、日本で販売しているアイテムを試着するなどして、手縫いで仕上げられるアイテムから制作していくことに同意しました。 私たちは、日本から持参した裁縫道具とシルクのハギレを渡しました。 彼らは、織の仕事が途切れた時に、手縫いの練習をすることを約束しました。 それから私たちは、生糸を買いに車で移動しましたが、プリンセスが電話してくださっていたので、すでに梱包されており、支払いだけを済ませ、すぐ車に積むことが出来ました。 次の行先は、AEONの見学です。 織手は、初めての大きなショッピングモールに驚いていました。 特にエスカレーターには、初めて乗るので、乗るタイミングをつかむのに、必死でした。 見学を終え、みんなで日本のラーメン屋に入り同じラーメンと餃子を注文しました。 支援される側も、支援する側も、家族のように過ごすことが出来て、本当に楽しかったです。 そして、お互いの生活環境は違い、幸せのあり方も異なるのだと思いました。 ただ、こうしてご縁があって、織手が織った布を、私が仕立て、販売する。 そして、その収益でまたカンボジアに渡り、生糸を買って布を依頼する。 そこにそれぞれの生活、幸せもあり、継続することが出来ているのだと思いました。 織手は、ムグーンさんのお嬢さんの家に泊めてもらい、6日の朝に再びホテルに集合しました。 8時半に車でホテルを出発し、途中、小学校へ150人分の飴とジュースと、私たちのお弁当を買って、村へ向かいました。 60キロもある生糸を乗せて、トゥクトゥクで村まで帰るのは、相当大変なことだと思います。 今回のスケジュールだと、車で運んであげられるので、これからは、このようにしたいと思います。 村に着いたら、親戚が集まっていました。 ココナッツ、まき、媒染材、そして新しい織機など、一気に請求が来てビックリしました。 本当の事ですが、お財布がほぼ空っぽになってしまったので、お財布をひっくり返して振って見せたら、みんな大爆笑でした! 通訳のLinaさんに、昨日プリンセスにお金を預けたので、プリンセスから頂くように伝えていただき、一見落着しました。 今、織っているショールは、いつ上がるか? それぞれの染料は、どのように調達しているか? 隣は、日本語を教える先生が住んでいる。 日本語の勉強をしたい、特に娘に習わせたいが、お金が無くて習うことが出来ない。 など、色々話し合った後、織りや染めの状況を見学させてもらい、帰路につきました。 半年で、二人の娘がそれぞれ急に成長したこと。 織が苦手だったソッピアが、アーモンド染めのショールを美しく織っていたこと。 3番手の織手のテンさんと、コミュニケーションがとれたこと。 は、村に足を運んだ大きな収穫でした。 7日は、シルクアクセサリーのメーカーさんが、ホテルに来てくださいました。 前回のオーダーを受取り、新たなオーダーをしました。 そして今後の新しい取り組みについてもお話しすることが出来ました。 今回のカンボジア渡航は、支援に行っているにもかかわらず、ドライバーさん、プリンセス、通訳のLinaさん、ムグーンさん、CEPさん、全ての方のサポートを沢山に受けてやらせていただいているということを、実感する旅となりました。 このような経験が出来ますのも、ShienTokyoを支えてくださっている日本の皆様のおかげと思っております。 本当にいつもありがとうございます。 今回持ち帰ったシルクと感覚は、これからの服作りに生かして参りたいと思います。 引き続きご支援いただけますようどうぞよろしくお願いいたします。
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2012年12月カンボジア研修

 12月10日〜18日まで、カンボジアへ水谷と竹下は出張してまいりました。
松永篤憲さんと鎌田朱美さんが同行して下さいました。

メンバー
今回の目的は、7月に依頼してあった反物を受け取り、チェックと指導すること、3月までの新たな依頼をすること、機織りの環境や家族の意識の調査、
新たな織り手の調査、男性2名コンさんとソッピアさんの織り手をシェムリアップのメール伝統織物研究所(IKTT)にて研修を受ける事でした。

一つ目の反物については、以前藍染をした糸を撚ったものと、シングルの二通りで織ってもらったものがどのような仕上がりになるかが課題でした。
結果は、やはりフライングシャトルを使っていること、縦糸を強く張りすぎている事が原因で生地が横に張ってしまう表情は、変わっていませんでした。
藍染も、色がさめてしまったのか、あまり色が出ていませんでした。

機織り環境では、以前作った貯水槽に水が入っていませんでした。
事情を聞くと、猫が喧嘩して中に落ちてしまったので、水を抜いたとのことでした。この話が本当かどうか、定かではありません。
以前は、ポンプで水を汲み上げる必要はないとの事でしたが、結局、人にお金を払って水を汲んできてもらっているのが、現状でした。

男性陣に聞くと、やはりポンプで河の水を組み上げてほしいということでした。
その為には、発電機も必要になり、雨に濡れないように管理する必要があるのですが、松永さんが両隣の家がポンプを使っている事を調査して下さって、使い方は皆知っている様なので、ポンプを設置することになりました。
これで、さらに効率の良い環境に近づいてきました。

(IKTTのポンプと貯水槽)
(IKTTの貯水槽には二つの蛇口がついています)

私達は、新しい織り手について調査インタビューをしました。
隣の家族は「コン・モン一家の様に勉強しながら仕事をしていく事を考えた事は、ない」という答えでした。
しかし、ひとりの女性は、勉強しながら仕事を一緒にしたいと申し出てくれました。
時間がなくて、詳しいインタビューをできなかったので、まだ彼女に依頼できるかは、決めることができませんでした。

そして、シェムリアップのIKTT(クメール伝統織物研究所)へ向かいました。
彼らは真剣に複雑な模様が織られている伝統のシルクを初めて目にして、圧倒されていました。
今までは、納期に合わせて納品する為に、早く織る事を中心にやってきた彼らにとって、ここの技術は別格。

ショップにて
どうして、布が柔らかく織れるのか、実際の様子を見てもらいました。
現在の布の縮縦率は10 %もありますが、IKTTの布は5%。
原因は縦糸の張り方と、横糸をフライングシャトルで織っていること、糸の精錬のやり方の違いにあることです。

今回は、IKTTの「伝統の森」で2泊3日で糸の精錬を研修。
ここは、カンボジア伝統の染織方法を行っている村で、私達のプロジェクトを村人総出で手伝って頂いています。
今回も、そのお礼に村の子供60名と家族に、お菓子や食品の差し入れをさせて頂きました。



村の人達とも顔合わせして、早速精錬の方法を教わりました。
カンボジア伝統の精錬はバナナの茎を灰にして、灰汁を作ります。
その灰汁で糸を煮て精錬するのです。


その仕上がりは、とても柔らかなものでした。
さらに、このやり方で精錬すると、色落ちしない草木染ができるそうです。

現在、森本先生の取り組まれている「無印良品」の草木染のタオルは、堅牢度は基準に達して色落ちのしない草木染の技術によって、大量生産がなされています。

初めて、プルックルンテ村の人に、この方法を伝えた時に、彼らは全く信じてくれませんでした。
しかし、実際体験してみて、この方法を理解してくれました。
今までは、日本式のマルセイユ石鹸と重曹で煮込むやり方をやっていました。マルセイユ石鹸は、高価なので、これからこのバナナの茎でできれば、材料費も掛かりません。
その後、、彼らが織っている生地についてIKTTの森本先生やスタッフの方からアドバイスを頂きました。
今回の研修で学んだバナナの茎を灰にした灰汁を使った精錬の方法で糸を柔らかくする事と、縦糸の張り方を気をつけることを注意して織る事を次の課題としました。


そして、今回の研修では良い風合いを作る技術に徐々に挑戦して行こうという意思も持っていけたようです。7月にはコンさんが2週間の研修をすることになりました。

記念写真
自立支援事業記録

2012年4月アーズデー

 2012年4月21日22日は、代々木公園にてアースデーに参加させていただきました。
天候は、曇、時々雨。
春なのに、肌寒い気温でしたが、二日間で11万人の人が集まり
盛り上がりの2日間でした!

スタッフの方々が、皆素晴らしく
ボランティアでこんなに沢山の方が、参加され真剣に取り組まれているのだと
感動しました。
NPO/ShienTokyoだけで出店させていただいたのは、初めてでしたが、
参加せて頂いて本当に良かったです。

カンボジアで大変お世話になっている、IKTT(クメール伝統織物研究所)のクメールシルクも
一緒に展示させていただき、沢山の方に、カンボジアの現状や、クメールシルクの復興について
お話させていただくことが出来ました。

今回は、IKTTの設営から、販売までMご夫妻にお手伝いいただき、協働させていただくことが出来、とても為になりました。 ありがとうございました。

本当に沢山の方たちが、環境問題や、未来のことについて何か出来ることをしようと活動されている昨今、アースデーでまた新たな出会いが沢山生まれたことと思います。
今、心にある大切なことを、育んで行かれるように
自分たちもぶれることなく、活動を継続していきたいと思います。


















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2011年月カンボジア出張

 12月16日から29日までカンボジアに出張してまいりました。
私Edoの海外出張は、一年ぶり(前回はスリランカ)、カンボジアには、一年半ぶりの出張でした。
年3回のカンボジア出張は、Chieさんが行ってくださっています。

私は、主に日本での衣類や雑貨制作と、チャリティーイベントを中心に活動しています。

久しぶりのプノンペンは、とても賑やかで、活気に満ちていました。
都市化が進み、道は整備され、新しい企業の進出が著しい様子でした。
ちょっとプノンペンを離れると、いままでと変わりない風景と高床式の住居が並んでいますが、
ところどころで新しい建物が建設されていました。

プノンペンに到着した翌日、早速支援先のシルク村(カンダル州プルックルンテ村)に向かいました。
村までは、車で2時間半で到着しました。

100年に一度という水害の影響もあったそうですが、新しい高床式の家を建て、貯水槽も出来、
生活は、以前よりもだいぶ改善されていることがわかりました。
皆、元気に笑顔で迎えてくださいました。



私たちは、プリンセスと一緒に織り上がった反物とショールを見せていただきました。

反は、糸の撚りがかかっていないという問題点はありますが、
色止めも出来、丁寧に織られていました。
ショールは、房の処理はまだですが、322枚出来ており、
そのうちモンさんとマリスさんの織ったショールは、
以前と異なり、夏にIKTT(クメールシルク伝統織物研究所)で研修していただいた成果が見える、
とても良いものでした。





シルクをもっと柔らかく織るという課題は残っていますが、
丁寧に仕事ができるようになってきていることが感じられました。
次回は、二本どりで反の横糸を撚る事もチャレンジしていくことになりました。

翌日は、プリンセスと現状と今後についての打ち合わせを行いました。

私たちNPOの状況は、非常に厳しく、資金は回っていません。
プリンセスは、それをとても心配しておられました。
3期目半ばを過ぎ、いままでの歩みは、振り返れば沢山の協力をいただいて
なんとかやってきたと思いますが、2月にまたカンボジアに行ってショールの工賃を払う資金のめどがたっていないという厳しい現状でした。

NPOセアログローバルの亜弥迦さんより、アドヴァイスをいただきました。
この私たちの現状を村の人たちにシェアするべきであること、
私たちが無理をして売れていないショールの在庫を増やすことが、決して良いことではないこと。
村の人は、自分たちの織ったシルクを自ら市場に売りに行くことも出来る。

支援される側と支援する側、それはあたりまえに継続するべきことではない。
カンボジアの状況は、日々変わってきている。

むしろ、協働のパートナーと考え、苦しい時は、助けて欲しいと堂々と言える
そんな絆を信じたいと思いました。
そして、彼らが直接市場に売りに行くことで、自分たちの評価を直接体験することは、彼らにとってとても良い機会となるに違いないと思いました。

お互い自立して、協働することが、望ましい形です。

そして、その気持ちを村の人に伝えました。

この経験は、私にとってとても大きな教えでした。
もっとカンボジアのことを知って、協働する人をもっと愛して、時に困難があっても、相手の成長も自分の成長も信じて、執着することなく歩んで行きたいと思います。
7月に再びシルク村を訪れることを目標に、頑張りたいと思います!

20日には、シュムリアップへ移動。
21日22日は、IKTTに滞在しました。

11月のイベントでは、忙しくてほとんど森本先生とお話できませんでしたが、
大きなゆったりとした伝統の森で、いろんなお話をうかがい、自然の力強さについて
学ばせていただきました。







そして、美しい夕焼けと満点の星空を見て
頂いたご縁に心から感謝しました。
シルク村の村起こしを、プロジェクトの目標にしていますが、
大きな流れの中では、カンボジアの伝統であるシルク(本物のシルク)が、人々と共にあり続けることに貢献したいと思います。






シルクを織ること、そこには、沢山の仕事が散りばめられています。
先生は、「仕事を作ることが、私の仕事です。」とおっしゃっていました。
仕事が、人を育む。。。
私も、今ご縁を頂いた仕事の中で、一歩ずつ味わいながら、成長出来たら本当にありがたいと思います。

23日〜26日は、ミャンマーの縫製チームと日本人スタッフの方の縫製指導をさせていただきました。
現地で購入されたミシンは、日本の廃品とも言えるほどのものですが、現役としてこれから使われます。



日本人のスタッフは、(私も含め)ミシンとの格闘から始まりました(笑)
ミャンマーの縫製チームは、日頃自分たちの手でパターンを引く機会があまりないようでしたので、
以前の復習を兼ねて、ワイドパンツのパターンを作りました。

これから、セアログローバル・ハーモニー・ジャパンは、シュムリアップに拠点を持ち
縫製チームは、そこに移転して商品製作に集中するそうです。
これからが、楽しみです♪

27日は、再びプノンペンに戻り
28日の出発まで、プノンペンの市場を散策しました。

アートストリート、240ストリートは、新しいお店が出来ていて、おしゃれなカフェには、ヨーロッパ人の姿が良く見られました。

今まで、カンボジアの観光も、街の散策もほとんどしていなかったので
とても新鮮でした。
これからは、カンボジアのことをもっと良く知ることが大切だと思いました。
7月にカンボジアに行かれるように、頑張ります☆



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スリランカ技術研修プログラムに参加させて頂きました

2010年11月30日〜12月12日
<第二回セアロ・グローバル・ハーモニージャパン日本語研修における 技術研修プログラムに参加させて頂きました>

11月29日午後1:20発のスリランカ航空に乗り、コロンボへ旅立つ予定でしたが、なんと5時間20分もフライトが遅れ、午後6:40にやっとコロンボへ向け出発しました。

翌11月30日午前4:20にコロンボ着。コロンボの空港は、なぜか店も開いているし、人も沢山いて早朝とは思えない様子。(日中とても暑いスリランカでは、夜の涼しい時間に人が活動しているようです。)

車で3時間、7時半ごろ研修センターに到着。
朝食を済ませ、朝礼よりプログラムに参加。

8:45から日本語の授業に参加させて頂きました。
月曜日から木曜日の「奉仕の日」を除いて金曜日まで、午前中は日本語の授業が2時限あります。
今回のプログラムでは、午前中に2時限、日本語の授業を、担当させていただくことになりました。



昼をはさんで、午後1:30から4:30までは、働楽ワークの時間です。
早速、パターンの講習を担当させて頂きました。
第一回から参加のミャンマーのまる子さん、スリランカのサマンさん、クリシャンティーさんご夫妻が講習に参加されました。

三人が揃うワークの時間には、婦人の原型パターンの勉強をしました。 日本の原型でトワル(見本)を作成して、試着し、体にあっているかを確認しました。 三人の方に試着していただき、肩傾斜と胸ダーツの位置の修正をパターン上で行いました。
そして、ゆとり(運動量)が、どの位置に必要になるかを、トワルと、パターンで勉強しました。
その後、袖のパターン作成と、トワルチェックを行いました。
(袖山の高さを左右変えて、ラフな袖と、きっちりした袖を作りました。)

一連の作業は協働で行い、「平面作図(パターン)が、立体の展開図であること」を、勉強しました。





土曜日、ミャンマーの研修生は、日曜日のテストに向けて自習の日となります。
そこで、スリランカのご夫妻には、土日にも働楽ワークの時間を設けて、メンズのパターンの実習を行いました。

サマンさんは、メンズのトワルも袖まで完成することが出来、大変喜んでおられました。 何しろ、パターンの勉強もせずに、独学でシャツ、スラックス、婦人のブラウスを縫ってしまう方ですので きっと、学んだことを応用して、お仕事に生かされることと思います。 将来は、お店を持ちたいとおっしゃっておられました。
「2ヵ月後のプログラムの最終までに、メンズのシャツを縫って、日本のスタッフに持ち帰って貰います」とおっしゃっていましたので、それを見せていただくのが楽しみです。



その他に、STでは、ニームコホンバの草木染を行いました。
隙間の時間を利用して、単独で実験させていただいたり、ミャンマーの研修生の働楽ワークとして取り入れていただいたりしました。





明礬の媒染液につけて発色させる方法
銅媒染液を作り、発色させる方法
錆びた釘で媒染液を作り、煮出し液に混ぜて同浴する方法
明礬の媒染液につけてから、煮出し液につける方法
に明礬も入れて同浴する方法

上記の5種の方法で実験をしました。
結果は、それぞれ異なる色に染まりました。





黄色
ベージュ
グレー
ベージュ
カーキー

△蓮働楽ワークとして、工程どおりに染め上げていただき、報告もいただきました。 同時に綿の晒しも一緒に草木染してみました。 綿は、シルクに比べると非常に色が入りにくかったです。(写真の左下が晒し)

研修を振り返ると、あっという間の2週間でした。
初体験として、日本語の授業とテスト作りがありました。
テストから返ってくる結果は、自分の行った授業の結果でもあるわけで。 なら、どのように教えたらいいのかと考え工夫する。
スリランカの二人は、問題の意味すらわからないという状況でしたので、問題の意味を解説し添削する。
二回目のテストは、同じ形式で出題するも、あまり点数は伸びませんでした。

コロンボ行きの飛行機が、5時間20分も遅れたように
スリランカの時間の流れは、ゆっくり、
帰りの車の出発時間も4時といわれ、4時半といわれ、更に待つ。。。

それに比べて、ミャンマー人の仕事の速いこと!
中でも研修生1の三人は、すごい速さで心身ともに成長しています。 心棒強いミャンマー人! 過酷な環境の中でも、平らな心でいられるのは、仏教を深く信仰されているからなのでしょう。

今回の研修は、教える側も研修生という言葉どおり
いろんな場面で、気付かされることが沢山ありました。
途中、得意なこと意外、全然気が利かない自分に自信喪失してしまいましたが、そういう自分を受け入れ、仕切りなおしました。
朝晩にいただくセアロからのお言葉は、とても深く、必要で的確な教えを私達に授けてくださいました。
良い話を聞いたで終わらせずに、自分の人生に取り入れていきます。

セアロ・グローバル・ハーモニー・ジャパンの研修プログラムに参加させていただいているのは、私達が、平和の為に、正しい自立支援を行えるように学ぶという大きな目的があります。

自立支援は、急がず、末永く、心棒強く行っていくものであることを学んだ研修でした。



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2010.5月6月カンボジア支援活動

="color:#008000">カンボジア国際支援活動

日時:2010年5月28日〜6月11日

日時:2010年5月29日〜30日
場所:プルックルンテ村

今回は、プルックルンテ村の人々とさらにコミニケーションを深める為に、一泊2日の滞在をしました。
通訳にプノンペン大学の学生二人に同行していただきました。


天候は雨季にはいり、気温は40℃近く、湿度も高い状況でした。


一人一人と、コミニケーションを取る事、今の彼らの状況を細かく聞くことができました。
今までのシルクの出来上がりに対して修正していく点、日本の支援者からの声を伝えました。
これから、目指していく技術改良、環境改善点などを視察しました。
暮らしぶりと、彼らの意識がどこにあるかを具体的に知る事ができました。
全員が、日本人に喜ばれる製品を作っていきたいという意欲と
今後、さらに新しい技術を習得していきたいという向上心があることを確認。




新しい技術:染色を科学染めから、草木染に変えていく。
      クメールシルク専用の機織機を導入していくこと。
      糸の撚りを改善。


問題点:染色用の水不足の為、精錬時の洗濯回数が少なくなってしまうこ     と。
    雨水を水がめの貯めて使用している状況。
    水がめと染色場の距離があり水を運搬するのにかなりの労力を要す
    る。





    糸の撚りの技術が未熟である事。
    ベトナム製の糸の撚り機では、糸を撚れていない。

日時:6月1日〜6日
場所:シュムリアップ
シュムリアップでは、新しい技術についての調査の為にプノンスロップ村に伺いました。
シュムリアップ中心部から約2時間の道のり。
プノンスロップ村では伝統的にクメールシルクを糸から織りまでの一環生産をしています。
クメールシルク専用の織機を見せていただきました。
プルックルンテ村で使用しているものとは、大分違いました。
筬(オサ)といわれる部分が合成繊維で出来ていて、
6層式になっていてジャガード織りもできるようになっていました。
クメールシルクの細く繊細な糸を風合いを損ねないように織れるように工夫されていました。





染色についても、具体的に教えていただきました。
日本の染色方とは、随分違うのに驚きました。
この村には水道が導入されていて、水がとても豊富でした。

染色について、カンボジア独自の方法があることを知り、今後の草木染の材料について、HOCと何度もミーティングをしました。


地元で、手に入りやすいものを使う事にしました。
染色材料は、自然のものとはいえ、購入しないといけないのが、今のカンボジアの現状です。
そこで、どこでも生えている「オイヤッ」と呼ばれている木を使えるか、収集してもらう事にしました。
この「オイヤッ」は日本ではねむの木として知られています。

CEALOグローバルハーモニージャパンの実習ファームで、
レモングラスを染色用に栽培していただく事になりました。
地元の人達と協働してレモングラス専用の畑を耕しました。



日時:6月7〜10日
場所:プノンペン市内

プノンペン市内のシルクを扱っている店舗の市場調査をしました。
あまり、草木染をしている製品は見当たりませんでした。
客の出入りも無い状況でした。

カンボジアミュージアムにて、古代クメール文明(9世紀から15世紀)の遺跡と古代から伝わるシルクのテキスタイルを見学しました。



ジャガード織りの模様とろうけつ染めが古代から作られていた事に驚きました。
その織機類には、豪華な飾りが施されていて、国の重要な文化として珍重されていたことが、覗われました。



今後のカンボジア支援活動についてボランティアスタッフとディスカッションをしました。
ShienTkyotoとして、今後のハード面、ソフト面の課題について再認識しました。


「蓮の花」で草木染に挑戦しました。
ガユーナ・セアロ師のお誕生日のお祝いに贈られました、大きな蓮の花の花束のお花を頂、
クメールシルクのショールを草木染してみました。




蓮の緑の花びら、白い花びら、蓮の雌しべと雄しべ、と三種類それぞれで染めてみました。
コーラの空き缶でアルミ媒染の代わりにしました。
鍋が小さかったので、染めにくかったのですが、とても味のあるベージュに染まりました。

今後、この草木染をさらに研究を重ねると共に、
この草木染の染料を作る事も、カンボジアの人達の支援に繋がっていく日が訪れるかもしれないと思いました。
次回10月に、草木染の糸で織られた、新しい製品が楽しみです。





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千葉クメールシルク研究会

事業1発展途上国の貧困層に対する自立支援
8Φ羣酩覆療玄
日時:2009年6月29日(月)13:00〜16:00
場所:千葉県千葉市稲毛区
   レーベンハイム西千葉ガーデンシティ パーティルーム
参加者:11名
    

アザレ化粧品【パステル】と協働企画
Make Up し装いも美しく。。。新しい自分を発見! を
テーマに研究会を行いました。

手織りの独特の風合いや
独特の色の変化の美しさに関心を持たれた方もいました。

ただ、見た目の美しさだけでなく
日本では、想像のつかないような環境で織られていること。
ただ、物をあげる支援でなく、
これからの自立に向けた支援であること。

そして、何より、
ひとつ、ひとつが自分の経験、学びであること・・・
なぜか、私にとっては、自分のことを話すのが苦手・・・
これも、経験なんでしょうね。

今回、酒井が一人で出張ということもあり、
写真が、この3枚だけ。
準備は、スタッフ方が。
片付けのときは、ご参加いただいた方も
一緒に手伝って頂きました。
ありがとうございました。



色々な色をあわせてみると、意外な色が似合うことを発見!
好きな色と似合う色は違う・・・ともいいます。
お世辞が、言えないので、
その方に、似合う色、
新しい提案が出来るようになりたいな〜と思います。



自立支援事業記録

2009年3月カンボジア報告

事業報告:発展途上国の貧困層に対する自立支援事業
     09" 3月カンボジア自立支援 技術指導事業

期間:2009年3月26日〜4月4日
   NPO法人CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンの
   ダイレクトアクションツアーに同行

3月26日(木)1日目

出発

いつもの如く、私物は、機内に持ち込み、預けるBigサイズのスーツケースに支援物資を詰め込み成田へ 自動車汗
今回は、ハートスペースの3名に北は北海道、南は九州からの参加もあり総勢19名の大所帯。年齢も13歳〜??歳まで様々。
韓国のソウルの空港で、全員集合
深夜プノンペンに到着



3月27日(金)2日目


Hope Of Cambodia のプリンセスと打ち合わせ。

依頼していたショール194枚の検品
反物 4色 Total 137.6m 分の検品




前回は、織りに汚れが目立ちました。
今回は、生糸の汚れや繭の塊を一つ一つ丁寧に取り除き汚れもほとんどなくなってました。
ショールも精錬を2回行い、色の発色がよくなり若干柔らかさもでてました。
しかし、幅は、ほぼ同じですが、ショールの長さにばらつきがみられました。

次回の訪問は8月末なので、秋に向けてのカラーをオーダーしました。

精錬については、石川で教わったマルセイユ石鹸を使用してみることになりました。
より自然に近い、環境に良い方向にしていこうと考えています。


3月28日(金)3日目

シルク村訪問

只今、乾季のまったなか!!
川の水位もかなり下がってました。
今回は、車→フェリー(車ごとフェリーに乗る)→車で移動。


この船、カーフェリーです。車ごとこの船に乗りました。


かなり乾燥していて、前回より土埃が舞ってます。
この橋は、プリンセスが働きかけ作られているそうです。
この工事により、村の人が働く場が作られています。



以前、訪問した時、竹の物差しを渡し測り方を教えていたそうですが。。。
今回、聞いたところ柄の細長い布に印をつけて
織っているショールに止め測っていました。
しかし。。。
その目盛りが、布ごとにばらばら。。。
う〜ん、ショールの長さにばらつきが出るのも当然。
それでも、測るようになっただけ以前よりは改善してます。
そこで、図り方、目盛りの付け方、布の切り方を説明。



一番、驚いたのは、布を止めている待ち針???
これ、病院で使用している注射針です!!
なぜ、注射針がここにあるのか?
村の人は、どこで手に入れたのか??
村の方の健康、安全、を考えると恐ろしいことです。



3月29日(土)4日目

プノンペンからシュムリアップへ車で移動

昨日の村の訪問を受けてシュムリアップの市場で
待ち針・メジャーを購入



3月30日(日)5日目

絵本プロジェクトチームと共にセ・イノ貧困村を訪問

     

子供も大人もどんどん引き込まれて真剣です。
読み聞かせってこんなにすごい力があるんだ〜と
改めて驚きました。




3月31日(月)6日目

クメールシルク研究所訪問

>EDOブログをご覧下さいませ。

4月1日(火)7日目

バンテアイスレイ実習ファームにて
          協働農作業/交流会



ここで、池を掘ったり、


植樹、ジャガイモ植え、


かまど作りから飯ごう炊飯にカレーを作ったりしました。

孤児院の子供達、先生方、現地の学生、日本人の学生。。。
それぞれが、自分から進んで自然に作業が開始されました。
少ない農具でも、交代しながらうまいこと進んでいきます。
私が鍬を持っていると、孤児院の小柄な子供が「変る」と
ジェスチャーし、力強く、鍬を振ってました。
たくましいですね。



ホテルに帰ってから。。。
時間を有効に使って
次回のショールや反物のカラーの打ち合わせ



4月2日(水)8日目

シュムリアップからプノンペンへ車で移動

昼食後、空を見上げると日輪が見えました。


ホテルについて。。。
白い布でメジャーを3本作成
柄の布ですと、見間違えたり間違いの元なので
作業しやすいように作成しました。
何年?何十年?ぶりに運針を縫いました。


4月3日(木)9日目

CLCA孤児院訪問



支援物資を配布し
絵本の読み聞かせを行いました。
大人も子供も真剣です。


     

ホテルに帰ってから。。。
ショール追加分14枚の検品。
そして、プリンセスに昨日作成した白い布のメジャーと
待ち針を村の人に渡して頂くよう預けました。

深夜、プノンペンの空港へ


4月4日(土)10日目

日本へ帰国

今回、今まで生糸についていた繭のゴミや汚れがなくなり、
本当にきれいな仕上がりになっていました。
機械も何もないところで、ひとつ、ひとつ、
きれいに取り除いていったことでしょう。
シルク村の人が、本当に一生懸命に取り組んでいることが伺えます。
糸がきれいになったことで、織りも少し目が詰まってきたように思います。
こうして、共に協働しながら、少しづつ、一歩づつ進んで行きたいと思います。
また、次に訪問する時が楽しみです。
今回は、大勢の学生さんが参加したことにより、
老いも若きも。。。。
一緒に働くことにより大きな力を頂きました。













自立支援事業記録

2008年11月カンボジア訪問

今回、2008年11月27日〜12月5日で訪問予定でした。
初めての2人は、ワクワクドキドキラブ

ところが・・・26日に経由地のバンコク空港封鎖冷や汗
行ってみないことには、どうなるのかわからないので
ともかく成田へ。。。

そして、成田のホテルに3泊し
29日、大韓航空で仁川空港経由で無事プノンペン入りできました。

成田では、プロジェクトの打ち合わせや
他のプロジェクトメンバーとも想いを語ったり
必要な時間だったのかもしれません。
セアロは、「待っている人達がいるからな」と言われており、
想いの強さを感じます。

もともと、カンボジアで10日間の活動予定だったのですが、7日間に凝縮。
御蔭様で、毎日がエキサイティングで、濃厚な日々になりました。

今回はシルク村プロジェクト始動の第一回目。
少人数で、時間もないので、いつもとは、違う移動手段を使って行くことに!


何と、ボートで近くの村まで移動後


バイクに二人乗りで暴走族のようにシルク村まで移動。
でこぼこの悪路を埃まみれになり30分。
ようやく到着。。。
カンボジア・プリンセスももちろん同行。
日本では、考えられない事です。

村の人も、カンボジア・プリンセスも、私達以上に緊張していた様子でした。
村の人たちは、彼らなりに努力して米の煮汁を利用したり
シルクの風合いを改良してくれていました。


いままで、縦糸を通して横糸をつめる竹製の部品を鉄製?に変え
糸の目がしっかりしたものが出来るようになっていました。

  
そして、シルクの色の打ち合わせや風合いについて打ち合わせ。
しかし、日本人の私達の目は、どうしても厳しくなってしまいます。
彼らのペースを忘れずに進行して、さらに彼らの向上心を上げて行く為には
本当に「心ラブ」が繋がっていかなければならない事を実感。


帰りのボートでは、船に魚が飛び込んで来るという魚
吉兆のハプニングが起こり、
これからこの、プロジェクトが素晴らしい展開になることを
お知らせしてもらい、一同感激 祝 

今回は、初めてプノンペンのシルクの市場へ
     

そして、現地の製品や値段を聞いたり現地調査 !?
やはり、現地の製品は安い!と思うのは日本人の感覚であろうか・・・
現地の人々にとっては、どうなんだろう?
高級スーパーでは、ネスカフェのゴールドブレンドが$14.00-で売られているかと思えば、バンブーハウスで、その日、その日を暮らしている人々もいる現実。
シルク製品のお店で、以前、村で織られていたと思われる
シルクが山済みになっていました。
村の人は、「市場で買ってくれる」ともいいますが、
このままでは、いずれ廃れてしまうでしょう・・・
村の人は、家族で協力しがんばっている姿は、素晴らしいです。
これから、よりよいシルクに仕上がるよう一つ一つ工夫していこうと思います。

今回は、片言の英語とボディランゲージ?でしたが、
やはり、想いを伝えるには言語も大切ですね。
今度行く時までには、ちょっとでも英語で話したいと思います。

つたない英語でもプリンセスとコミニケーションを取りながら
これからの、このシルク・プロジェクトを大切に育てていきたいと、決意を新にさせられたツアーでした。

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2008年3月カンボジア報告

   

前回のツアー(07/11)時に村の染め職人さんに提案し依頼していた、
日本製の染め粉を使用した生地が出来上がってきました。
淡いカラーが日本的です。


*今回のツアーで新たに提案し依頼してきたことがあります。
  1、生地がゴワゴワと硬いので、ソフトにする対策として、工程の見直し
   ・重層を使用してみる
   ・酢酸を入れるタイミングを変えてもらう

  2、こちらで考えた色の配分の生地作り→
    どれぐらいの割合で糸を換えかなど,詳しく表した用紙を渡して説明

  3、染色時の水の成分調査→川の水とため水を持ち帰りました。

          

*村の方との話
このシルク織りを若い人たちへ伝承していく為に何か考えはあるのですか?
   「特に何も考えてない」
プノンペンのような都会とここの生活は違いすぎて、売りに行っても相手にされなくなったらどうしますか?
  「その時は別の仕事をすればいい」
では私たち支援は必要ないのですね
  「重要でないというわけではない」
この返答は一個人のものであって、村の人みんなの意見ではないのかも
しれませんが、代表して話されてる方の一人ではあります。
また、出来上がってきた生地を一枚一枚検品したところ、虫やごみが
混入して織られていたり、傷があったりです。
こちらとの意識の違いをはっきりと感じました。

こちら側は品質向上するための浄水のアイデアも探し出し、
その為の資金繰りへの道も開ける可能性まで見出せたのですが、
この状態でその様な話を持ち出すには時期尚早と判断しました。
・・・というわけでまずはリーダー的人材を育てることが重要、という意見多々。
今後は村の方たちとのコミュニケーションが非常に大事になってくるので、
クメール語の練習もちょっとだけでもしていこう〜〜☆

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