Shien Tokyo

特定非営利活動法人 Shien Tokyo
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スリランカ技術研修プログラムに参加させて頂きました

2010年11月30日〜12月12日
<第二回セアロ・グローバル・ハーモニージャパン日本語研修における 技術研修プログラムに参加させて頂きました>

11月29日午後1:20発のスリランカ航空に乗り、コロンボへ旅立つ予定でしたが、なんと5時間20分もフライトが遅れ、午後6:40にやっとコロンボへ向け出発しました。

翌11月30日午前4:20にコロンボ着。コロンボの空港は、なぜか店も開いているし、人も沢山いて早朝とは思えない様子。(日中とても暑いスリランカでは、夜の涼しい時間に人が活動しているようです。)

車で3時間、7時半ごろ研修センターに到着。
朝食を済ませ、朝礼よりプログラムに参加。

8:45から日本語の授業に参加させて頂きました。
月曜日から木曜日の「奉仕の日」を除いて金曜日まで、午前中は日本語の授業が2時限あります。
今回のプログラムでは、午前中に2時限、日本語の授業を、担当させていただくことになりました。



昼をはさんで、午後1:30から4:30までは、働楽ワークの時間です。
早速、パターンの講習を担当させて頂きました。
第一回から参加のミャンマーのまる子さん、スリランカのサマンさん、クリシャンティーさんご夫妻が講習に参加されました。

三人が揃うワークの時間には、婦人の原型パターンの勉強をしました。 日本の原型でトワル(見本)を作成して、試着し、体にあっているかを確認しました。 三人の方に試着していただき、肩傾斜と胸ダーツの位置の修正をパターン上で行いました。
そして、ゆとり(運動量)が、どの位置に必要になるかを、トワルと、パターンで勉強しました。
その後、袖のパターン作成と、トワルチェックを行いました。
(袖山の高さを左右変えて、ラフな袖と、きっちりした袖を作りました。)

一連の作業は協働で行い、「平面作図(パターン)が、立体の展開図であること」を、勉強しました。





土曜日、ミャンマーの研修生は、日曜日のテストに向けて自習の日となります。
そこで、スリランカのご夫妻には、土日にも働楽ワークの時間を設けて、メンズのパターンの実習を行いました。

サマンさんは、メンズのトワルも袖まで完成することが出来、大変喜んでおられました。 何しろ、パターンの勉強もせずに、独学でシャツ、スラックス、婦人のブラウスを縫ってしまう方ですので きっと、学んだことを応用して、お仕事に生かされることと思います。 将来は、お店を持ちたいとおっしゃっておられました。
「2ヵ月後のプログラムの最終までに、メンズのシャツを縫って、日本のスタッフに持ち帰って貰います」とおっしゃっていましたので、それを見せていただくのが楽しみです。



その他に、STでは、ニームコホンバの草木染を行いました。
隙間の時間を利用して、単独で実験させていただいたり、ミャンマーの研修生の働楽ワークとして取り入れていただいたりしました。





明礬の媒染液につけて発色させる方法
銅媒染液を作り、発色させる方法
錆びた釘で媒染液を作り、煮出し液に混ぜて同浴する方法
明礬の媒染液につけてから、煮出し液につける方法
に明礬も入れて同浴する方法

上記の5種の方法で実験をしました。
結果は、それぞれ異なる色に染まりました。





黄色
ベージュ
グレー
ベージュ
カーキー

△蓮働楽ワークとして、工程どおりに染め上げていただき、報告もいただきました。 同時に綿の晒しも一緒に草木染してみました。 綿は、シルクに比べると非常に色が入りにくかったです。(写真の左下が晒し)

研修を振り返ると、あっという間の2週間でした。
初体験として、日本語の授業とテスト作りがありました。
テストから返ってくる結果は、自分の行った授業の結果でもあるわけで。 なら、どのように教えたらいいのかと考え工夫する。
スリランカの二人は、問題の意味すらわからないという状況でしたので、問題の意味を解説し添削する。
二回目のテストは、同じ形式で出題するも、あまり点数は伸びませんでした。

コロンボ行きの飛行機が、5時間20分も遅れたように
スリランカの時間の流れは、ゆっくり、
帰りの車の出発時間も4時といわれ、4時半といわれ、更に待つ。。。

それに比べて、ミャンマー人の仕事の速いこと!
中でも研修生1の三人は、すごい速さで心身ともに成長しています。 心棒強いミャンマー人! 過酷な環境の中でも、平らな心でいられるのは、仏教を深く信仰されているからなのでしょう。

今回の研修は、教える側も研修生という言葉どおり
いろんな場面で、気付かされることが沢山ありました。
途中、得意なこと意外、全然気が利かない自分に自信喪失してしまいましたが、そういう自分を受け入れ、仕切りなおしました。
朝晩にいただくセアロからのお言葉は、とても深く、必要で的確な教えを私達に授けてくださいました。
良い話を聞いたで終わらせずに、自分の人生に取り入れていきます。

セアロ・グローバル・ハーモニー・ジャパンの研修プログラムに参加させていただいているのは、私達が、平和の為に、正しい自立支援を行えるように学ぶという大きな目的があります。

自立支援は、急がず、末永く、心棒強く行っていくものであることを学んだ研修でした。



自立支援事業記録