Shien Tokyo

特定非営利活動法人 Shien Tokyo
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2011年月カンボジア出張

 12月16日から29日までカンボジアに出張してまいりました。
私Edoの海外出張は、一年ぶり(前回はスリランカ)、カンボジアには、一年半ぶりの出張でした。
年3回のカンボジア出張は、Chieさんが行ってくださっています。

私は、主に日本での衣類や雑貨制作と、チャリティーイベントを中心に活動しています。

久しぶりのプノンペンは、とても賑やかで、活気に満ちていました。
都市化が進み、道は整備され、新しい企業の進出が著しい様子でした。
ちょっとプノンペンを離れると、いままでと変わりない風景と高床式の住居が並んでいますが、
ところどころで新しい建物が建設されていました。

プノンペンに到着した翌日、早速支援先のシルク村(カンダル州プルックルンテ村)に向かいました。
村までは、車で2時間半で到着しました。

100年に一度という水害の影響もあったそうですが、新しい高床式の家を建て、貯水槽も出来、
生活は、以前よりもだいぶ改善されていることがわかりました。
皆、元気に笑顔で迎えてくださいました。



私たちは、プリンセスと一緒に織り上がった反物とショールを見せていただきました。

反は、糸の撚りがかかっていないという問題点はありますが、
色止めも出来、丁寧に織られていました。
ショールは、房の処理はまだですが、322枚出来ており、
そのうちモンさんとマリスさんの織ったショールは、
以前と異なり、夏にIKTT(クメールシルク伝統織物研究所)で研修していただいた成果が見える、
とても良いものでした。





シルクをもっと柔らかく織るという課題は残っていますが、
丁寧に仕事ができるようになってきていることが感じられました。
次回は、二本どりで反の横糸を撚る事もチャレンジしていくことになりました。

翌日は、プリンセスと現状と今後についての打ち合わせを行いました。

私たちNPOの状況は、非常に厳しく、資金は回っていません。
プリンセスは、それをとても心配しておられました。
3期目半ばを過ぎ、いままでの歩みは、振り返れば沢山の協力をいただいて
なんとかやってきたと思いますが、2月にまたカンボジアに行ってショールの工賃を払う資金のめどがたっていないという厳しい現状でした。

NPOセアログローバルの亜弥迦さんより、アドヴァイスをいただきました。
この私たちの現状を村の人たちにシェアするべきであること、
私たちが無理をして売れていないショールの在庫を増やすことが、決して良いことではないこと。
村の人は、自分たちの織ったシルクを自ら市場に売りに行くことも出来る。

支援される側と支援する側、それはあたりまえに継続するべきことではない。
カンボジアの状況は、日々変わってきている。

むしろ、協働のパートナーと考え、苦しい時は、助けて欲しいと堂々と言える
そんな絆を信じたいと思いました。
そして、彼らが直接市場に売りに行くことで、自分たちの評価を直接体験することは、彼らにとってとても良い機会となるに違いないと思いました。

お互い自立して、協働することが、望ましい形です。

そして、その気持ちを村の人に伝えました。

この経験は、私にとってとても大きな教えでした。
もっとカンボジアのことを知って、協働する人をもっと愛して、時に困難があっても、相手の成長も自分の成長も信じて、執着することなく歩んで行きたいと思います。
7月に再びシルク村を訪れることを目標に、頑張りたいと思います!

20日には、シュムリアップへ移動。
21日22日は、IKTTに滞在しました。

11月のイベントでは、忙しくてほとんど森本先生とお話できませんでしたが、
大きなゆったりとした伝統の森で、いろんなお話をうかがい、自然の力強さについて
学ばせていただきました。







そして、美しい夕焼けと満点の星空を見て
頂いたご縁に心から感謝しました。
シルク村の村起こしを、プロジェクトの目標にしていますが、
大きな流れの中では、カンボジアの伝統であるシルク(本物のシルク)が、人々と共にあり続けることに貢献したいと思います。






シルクを織ること、そこには、沢山の仕事が散りばめられています。
先生は、「仕事を作ることが、私の仕事です。」とおっしゃっていました。
仕事が、人を育む。。。
私も、今ご縁を頂いた仕事の中で、一歩ずつ味わいながら、成長出来たら本当にありがたいと思います。

23日〜26日は、ミャンマーの縫製チームと日本人スタッフの方の縫製指導をさせていただきました。
現地で購入されたミシンは、日本の廃品とも言えるほどのものですが、現役としてこれから使われます。



日本人のスタッフは、(私も含め)ミシンとの格闘から始まりました(笑)
ミャンマーの縫製チームは、日頃自分たちの手でパターンを引く機会があまりないようでしたので、
以前の復習を兼ねて、ワイドパンツのパターンを作りました。

これから、セアログローバル・ハーモニー・ジャパンは、シュムリアップに拠点を持ち
縫製チームは、そこに移転して商品製作に集中するそうです。
これからが、楽しみです♪

27日は、再びプノンペンに戻り
28日の出発まで、プノンペンの市場を散策しました。

アートストリート、240ストリートは、新しいお店が出来ていて、おしゃれなカフェには、ヨーロッパ人の姿が良く見られました。

今まで、カンボジアの観光も、街の散策もほとんどしていなかったので
とても新鮮でした。
これからは、カンボジアのことをもっと良く知ることが大切だと思いました。
7月にカンボジアに行かれるように、頑張ります☆



自立支援事業記録